ご無沙汰しています。
そちらはどうですか?
いつも、いつも、横にいて一緒に生きて来たあなたと、
突然の別れになり、目の前は真っ暗で、
頭の中は、真っ白でした。
病院の先生に、「旅立ちの用意をしてください!」と言われ、
あなたの洋服ダンスを開けたけれど、大泣きして閉めてしまったんだ!
いつもキチンと背広を来てたのに、犬の絵のTシャツ姿で本当にゴメンね!
5年経った今でもそれだけは、後悔してるんだ!ごめんなさい!
真っ暗なトンネルを、ななとももを連れてトボトボ歩いて生きて来てしまいました。
いつの日からか、小さな光が差し込んでいる所に辿り着き、
今までに感じた ことがないくらい風が暖かく、
けなげに咲いてる花が美しいことに気付きました。
空を見上げ、夕焼けがこれだけきれいだったんだ!
流れゆく雲の美しいこと。
あなたが、いなくなってこの世には、
これだけ美しい物が沢山あるんだ!と感動しました。
それを美しいと思えるようにしてくれたのは、間違いなくあなたです。
心の底から、感謝しています。
最期の時に、「お前は貧乏クジを引いたね!」と笑ってたけど、
とんでもないよ。
こんな私を女房にしてくれて、感謝してます。
あなたのお陰で、今の私があるのです。
私が、この世の片づけが終わったら、
早々に逢いに行きますから、待っててください。
きれいな光のある所へ行けるよう
この世から、応援してますから・・・
いつも、いつも、見守って下さってありがとうございます。
お父さんやお母さん、ご先祖様にもよろしくお伝えください。
ももママ
2007年9月11日